ABC(Android Bazaar and Conference) 2010 Springに行ってきました
半年に一回の祭典(?)、ABCに参加してきました!
まとめようと思ったのですが、挫折してほとんどつぶやきからの抜粋になりました。。
最後にUstreamへのリンクを張っていますので、そちらを参照されると言いかと思います。
・受付
受付開始時間ぴったりくらいに着いたんですが、すでに50人待ちくらいになってました。しばらくすると100人くらいの大行列に進化し、受付作業が終わらず開始が10分押しという事態になったりと、前回の2009Fallからさらに大規模なイベントになったようです。後で聞いた話ですが、参加者が4桁いったとのこと。androidに対する世間の関心がどんどん高まってきている証拠ですね。
以下、twitterのログから抽出のため、箇条書きでいきます。
・講演前
- 司会進行は女子部部長の矢野りんさんと副部長のあんざいゆきさん
- なぜかfroyoコールをもとめる矢野りんさん
基調講演「Androidの現在とメディアの未来」 丸山 不二夫先生
- 現在60種類のandroid端末が発売されている。日本も3つのキャリアがandroid端末を発売、世界では59のキャリアが採用。この一年は激動の年だったといわれている。
- WWDC2010でのSteeb Jobsが示した数字ではandroidのshareは4位だが、別の調査によると一位になっているとも言われている。
- EVOはDROIDを上回る勢いで売れているし、GalaxySは110カ国・地域で発売されるとか。キャリア・メーカは今Android端末を準備中。これからもどんどん増えていくだろう。
- froyoではMSのExchangeサーバもサポートするらしい。 アプリデータをばっくあっぷするAPIも用意されている。クラウドからデバイスへのメッセージ送付のAPIの提供、テザリング、javascriptの性能が2倍~3倍(モバイルブラウザ最速)など。
- あと、HTML5のサポートとFLASH、AIRのサポートもやってゆく。adobe側もandroidのサポートを今がんばっているところ。(iphoneから蹴られたしね)。マーケットの機能の強化、フレキシブルな広告フォーマット対応。froyoは新規対応が満載。
- 世界の携帯は50億を超えようとしている。これがトラフィックの爆発的な増大に繋がっている。ただ、携帯端末とPCには大きなギャップがある。これを埋めるのがクラウドデバイスであり、スマートフォンである。
- これからは携帯の端末数が増えるだけではなく、PCのトラフィックを携帯端末が追い越すだろう。たとえばAT&TがiPhoneの導入で3年でトラフィック量が50倍に跳ね上がったように。 (このためAT&Tは定額制をやめちゃいました・・・)
- 日本でもいずれ定額制が廃止されるかもしれないね。
- iPad、3ヶ月で300万台売れました。ただ、Android版とWindows7版もそのうちでます。ASUS,HP,Sony,BiglobeのCamangi、DellなどがAndroid版タブレットを作成中。googleもandroidタブレットを出す。
- ただ、売り方や見せ方はアップルからまだまだ学ぶべきことはたくさんある。アップル信者というのも、マーケット的には非常に価値がある。
- Microsoftの2画面タブレットCourier開発中止。UIはかなりよかったと思ったのだが、、、残念。これからはAndroidの主戦場が携帯端末だけでなく、もっとグローバルになるだろう。
- メディアがばらばらだったからマルチメディアと呼ばれていたが、今は一つのデバイスで全ての情報にアクセスできるようなネットワークが変わっていく。つまりUni-Mediaへと変わっていく。
- 実はアップルもクラウドを作っていて、ノースカロライナ州にて建設中。アップルのUSB動機がこのクラウドセンターの出現によってやり方が大きく変わる可能性がある。ただし、まだ何に使われるかは不明。
- applestoreの売り上げは今までゲームが一位だったが、今は書籍が一位になった。appleはe-bookに注力しようとしている。日本はまだまだ動きが弱い。
- 今年はオンライン販売がCDの販売を追い越すだろう。AppleはLaLa(音楽の会社)を買収したのは非常にほっとな話題。
- あと10分といわれてあわてる丸山先生w
- googleの音声認識はすばらしい。ああいうものが機械と人との間を埋めていくものだと思う。 radikoの登場もクラウドという観点からみると非常に大きな一歩といえる。
- MSの3Screens + 1 Cloud 3ScreensというのはPC,携帯、テレビ。テレビはXBOX使ってごねごねするらしい。この3つをクラウドで連携させるという構想を描いている。
- sonyもMSと同じ構想で闘うことは可能。日本の企業だしがんばってほしい。
- クラウドと繋がるデバイスとしてのAndroid、これからもっとおもしろくなるだろう。
招待講演:「Android Updates and Q&A」 Google Chris Pruett氏
- 一日あたりのandroidの世界販売台数は16万台。で、さっきの丸山先生の話にもあったように端末数は60種類。Androidマーケットに登録されているアプリは6万5千ほど。
- Androidのバージョンシェア率。1.5=25%, 1.6=25%, 2.1=50%。2.1は去年の冬にでたのにもう半分。
- froyoの話。変わった点は、スピード、新API、ブラウザ、Androidマーケット。
- スピードの話。JITコンパイラが導入され、Javaコードが2~5倍速くなる。2.1と2.2を実際に同一アプリで比較してみると、2.2の方がフレーム数で1.5倍くらいでてる。
- 新APIの話。 Cloud to Device Messaging。 appサーバからクラウドにメッセージを投げると、クラウドから端末にメッセージがプッシュされる。例えば、PCのgoogle mapで検索した結果を端末に表示させることができる。
- 自動的にアプリのデータをクラウドで保存(Aplication bakup API)、アプリをSDカードで保存、端末がWifiのホットスポットになるなどなど。(さっきの丸山先生の講演でも紹介されてた内容ですね。 )
- ブラウザの話。V8 Javascript Engineが導入され、Javascriptの実行速度が2~3倍早くなる。デモでみてみるとかなり違う。
- Androidマーケットの話。自動更新設定が入る。これはアプリケーションのDL履歴がマーケットが覚えているので、自動でアップデートしてくれる機能。また、一つ一つ確認するのがめんどくさい場合は全部更新する、といったようなこともできるようになる。
- マーケットの話その2。エラーレポートシステム。今すでに使われている機能だが、スタックとレースつきでDeveloper Consoleにユーザのアプリでエラーになったデータが登録されている。
- その他。 Native Development Kit r4リリース(Rhodesだと動かないんだよねorz)、GoogleTV発表、つい先日にFroyoコードリリースされましたよ!GDD2010Japan September28th 東京・京都で開催。
- ここからQ&A。
- OSバージョンのシェア率の数字はどこから? → androidマーケットから6/24日前後2週間くらいのログを集計して出した。なのでマーケットにアクセスしてない端末は分からない。
- 日本の端末は今後も1.6ベースが多い点をどう思うか。→1.5の時点で重要な機能はすべてもりこまれている。2系の方が魅力的な機能が多いが、特に大きな問題ではないと考えている。またOSはバージョンアップされていく可能性もある。
- ジンジャーブレッドの情報を教えてください → まだ明確に決まってないのでなんもいえないです。すみません。情報はやっぱりコミュニティ経由で手に入れるのがいいと思う。英語が苦手なひとは特に。android-sdk-japanのMLや、書籍などなど。
- froyoのアプリのSDカードインストールはファクトリリセットしたとしても大丈夫? → 実はSDカードにいれるときにちょっと暗号化してる。でもファクトリリセットしても問題ないです。
- ネットにつなげないタブレットなんかはマーケットがアプリとして入ってないのはなぜ? → よくわからない端末からのアクセスはコピープロテクションも正常に動くかあやしい。また、マーケットは国や端末を対象にしてフィルタをかけてる。
- スクリーンショットを取れないのはなぜ? → セキュリティのため。 ただ、アプリでスクリーンショットを取ることができる。第三者のもがんばればとれるかも。
- ポーティングの負担が大きいがそれに対してなにかしら取り組みを行っているか。 → がんばれ。
「未来を開く鍵:Smart & Application」 NTT DoCoMo 山下 哲也氏
- スマートフォンは技術の進化というだけではなく、スタイルを変えようとしているという点に着目したい。それこそ「Smart」に。
- 「Smart」の本質、Applicationの可能性、Complexityについてが今回のテーマ。
- 「Smart]とは?→感覚・直感に訴えるもの。調和されたもの。そして一見シンプルだが、中には複雑系がきっちり作りこまれていて、使いやすいもの。t魔r極限まで磨かれたものであり、むだではなく、必要なものだけが美しいもの。お茶の作法に通じるものがあるらしい。
- 次のSmart化はきっとTV。SonyがGoogleTVの放送を発表している。そして、TVといえば、リモコン。今はボタンのお化け(たくさんボタンがありすぎる)。こんなのじょぶずが許すわけがない・・・・
- Smartはなぜ過去に実現できていないのか。→個々に独立、共通実行環境の不在、接続の複雑さがあった。 これからは・・・ → 多様な相互接続環境などを実現。それにAndroidが寄与する。
- Smartのまとめ。 Smart それは、ライフスタイルを変え、産業を変え、社会を変える。
- 次はアプリの話。 アプリはユーザに一番近いUIそのものであるともいえる。
- これまでの”想像”は・・・ → 実現手段の制約、配布手段の限界、コストの問題などが大きな障壁となっていた。さらに実現しても、「単独・孤立」、「断片的・離散的」であった。つまり、個々の想像は独立・制約ががあり、連続する創発が生まれにくい。
- この10年で情報環境は大きく進化した。処理能力の向上、ネットワークの進化、データをシェアできるクラウドの登場などがあげられる。次は実行環境の進化。マウス・キーボードというハードに縛られているものが、スマートフォンではタッチパネルによって表現が自由になっている。
- 今、全ての要素が動機し、進化が猛烈に加速している。タイム・スケールを考え直す必要すらある。(実現速度が飛躍的に向上している。)
- Applicationの特徴について。 必要性(役に立っているか?)、持続性、成長性(変化し続ける環境に対応できているか?)。例えば、Evernote。いろんなデバイスから自由に情報を取り出せる。Applicationの特徴をきれいに抑えている。
- そして、既存メディアも「アプリ化」は免れない。新聞・雑誌など、どんどんアプリ化が進んでいる。なぜならその方が「Smart」だから。
- これまでは・・・ → 個別最適化を重視・利用環境や形態は一定。 そしてこれからは・・・ → 全体最適化 利用環境や形態は不定。 全ての要素の再構成が始まる。(車も含めて。)
- これからは創造のプロセスも変化する。坂本竜馬の時代も世界が変わったことでやり方を帰る必要があった。過去のやり方を見直し、進化する必要がある。そこには競争、闘争が発生する。
- 「斬」:因習を斬り、斬新な価値観を。 「創」:最高の経験の創造を含めて。 「挑」:可能性を信じ挑戦する。
- 今年の秋にスマートフォンの課金を対応する。開発者にもエンドユーザに対しても使いやすいものを、ということを目指している。ドコモマーケットはあくまで「1つのショップ」である。ただ、競争が生まれるような仕組みにしたいと思っている。アドバイスがあれば聞きたい。
- ブラウザ上でのアプリ提供は開発がらくだが、一定のボーダーを越えられない。公平普遍的にどうしても出さなければならないというものであれば、ブラウザアプリもひとつの解だが、より魅力的なものにしたいというのであればやはりアプリにすべきだと思う。
- ドコモマーケットのUIは使いにくい。ドコモこそ過去を振り切れて居ないのではないか?→ブラウザでやってるのでブラウザの壁が越えられず、妥協している箇所がある。マーケットをアプリ化していく必要があると認識している。今までの使い方から大きく変えないよう意図的にしてる
- スマートフォンがこれからデジタルイメージの世界をどこまで侵食していくか → カメラ、携帯電話、というカテゴリを勝手に作ってしまっている。行いたい事ができればカテゴリはなんでもいい。カテゴライズすることにはあまり意味がない(ただしマーケティングでは重要)
「KDDIのAndroidへの取り組みについて」 KDDI 上月 勝博氏
- IS01から初めてCDMA2000(C2k)に対応してて、この対応に時間がかかった。日本のC2kは2G帯を使っているため、結構特殊。周波数の置き換えを進めている。今後はスムーズに発売できると思う。
- Android端末展開の考え方。 ・日本市場のより多くのお客様に受け入れられるよう機能を追加したモデル。 海外初の新しいモデル。 この二つをベースにバリエーションとして色々な組み合わせ方をして展開していく予定。
- 機能追加の考え方。 Googleのデバイス規定に従って、AndroidMarketを活用できるというのは必須。国内ニーズに対応するための機能追加は、必要最小限にとどめる。できるだけアプリで対応する。機種個別の開発コストの共有化を意識している。
- 日本定番・安全機能の搭載:Eメール、ワンセグ、LISMO、Felica、緊急自身速報、遠隔ロックなど。使いやすい環境を提供:AndroidMarket、AuoneMarket、事業者課金(auかんたん決済)、
- 新しいコミュニケーションを創造:Share!、Sekai Camera、hotpepperなどなど。(felica、決済くらいしかめぼしいものがないかな・・・)
- IS01のUIのデモ。(凝っててぬるぬる動いて綺麗。ただ、作りこみすぎるとOSのバージョンアップがしにくくなるからあまりやってほしくないっていう気持ちもある。)
- UIのベースはスウェーデンの会社が作ったらしい。
- DalvikVM上にKDDI拡張UIライブラリ、拡張UIアプリケーションを新しく追加して作成した。(ここがきっちりモジュール化できてるならバージョンアップもしやすいとおもうんだけど、どうなんだろう・・・2系にアップデートできるのかな?)
- au one Marketの特徴:キャリア課金、多様な切り口(ランキング、記事型、リコメンド)によるアプリの提案、事前検証を経た安全なアプリ(mustではない。選択式)
- au one Marketは8月から。
- AndroidMarketの中にAUカテゴリを作ってもらい、そこからau one Marketがみれるようにする。au one Marketアプリも用意している。
- IS01はめがねケース、めがねケースと散々言われて、営業もちょっと弱気になっている(苦笑)が、実際にデモ機を触っていただいたお客様にはかなり好印象で、当初の予定の倍の発注をかけているところ。
- A32010Winterへ協賛します。ユニークなアプリを募集します!
- QAに移行。SDKのバージョンアップはどうなるの? → シャープさんと考えます。前向きに考えます。
ここでPCバッテリが底をつき、ログがなくなったのでこれ以降は記憶を頼りに書きますw
「Sensing with Android : AndroidをSink nodeにした無線センサネットワーク」 日本Androidの会 学生部 石塚 宏紀氏
- アンドロイドをsink node にした無線センサネットワーク
- センサネットワークを正しく構成して色んなものを見える化する。
- 例えばヘルスケア、任天堂のwiiとか構造物モニタリングとかアメダスとか。
- センサネットワークの課題は、密度。センサノードをたくさん容易するとコストが高くなる。
- people centric sending人がセンサーをもってあちこちを収集するのも一つの手。
- irismodeというのがあって、世界でもっとも流行った端末の後継機がmica mote(マイカモートと読むらしい)
- mica moteは結構日本にあふれている。でも独自にデバイス作るようになってお役御免。
- というわけで余っているmica moteのセンサネットワークのデータをアンドロイドで扱って見た。
- gps温度湿度照度などのセンサを繋いで、色々情報を取得してみた。
- →できた。バイナリでデータがとれて解析して表示させられた。
- Live E! センシングの実験を行う。→http://www.live-e.org/
「Bluetoothで動かす!Android時代のミニ四駆&Androidロボットのつくりかた」 たけいひでゆき氏
- はんだこてをあてたときに発生するゆげをかぐと気分がやわらぐというはんだテラピー行ってます。
- アンドロイドとデバイスはbluetooth(spp)で通信できる。smasuiさんありがとう。
- ハードウェア側が触れると、作れるものの幅がかなり広がる。敷居高いけどおすすめ。
- ミニ四駆制作費合計一万くらい。
- もなか(Androidロボット)は外装が数万だが中身は一緒(一万程度)。
- 開発期間ミニ四駆で一週間。もなかは一ヶ月。
「Mobile 2020 ~スマートイノベーションで激変するモバイルビジネス最前線~」 株式会社GClue 佐々木 陽氏
資料:google waveに飛びます
- 2020というのは、この時期にはもろもろの競争が決着してるはず、という時期。
- ソニーエリクソンの予測によると、2020年にはスマートフォンが五十億台にあなる。
- プラットフォーム on プラットフォームが、これからのキーワードの一つになる。Admobがいい例。
- 加速する3スクリーン+クラウド。TV,タブレット、スマートフォンとクラウド。
- Google,Apple,RIM等がこの3スクリーン+クラウドを構成するために様々企業の買収を行っている。
LT
- twirecoのできるまで。@山崎利崇氏
懇親会のじゃんけん大会でNexus Oneが当たったのでtwitpicの音声版を作って見ました。 - ゴルフアプリ、キャディー君@小林 誠(sharakova)氏
コースをGoogleMap上から見れるようにしてみました。 - CircuitLogger for Android@加藤剛史氏
時速100km/hの中でGPS機能を駆使してログをとってみました。 - もうやだこのデザイン環境@Nkzn氏
iPhoneやWindowsMobileにはデザイン作成環境がきっちり整備されているのにAndroidときたら・・・orz - レッツゴーハッカソン!@ニシオカ氏
ゴリラ語でモールス信号やってみました。 - DOROKURIと賞金百万円について@タオソフトウェア(谷口岳氏)
A3で大賞頂きました。
Ustream
・発表資料
発表資料はそのうち日本Androidの会のページに張られるかと思います。
イベント/Android Bazaar and Conference 2009 Fall – 日本Androidの会(日本アンドロイドの会)
ついでにgoogle waveへのリンクも張っておきます。